2018年度 春季公演 参加者インタビュー最終回

参加者インタビュー最終回は、今回の公演の演出す~す~さんです!(初日が終わってしまったというのに、まだ更新していなくて申し訳ないです)


中野:今回演出してみて、役者さんの印象について教えてください

す~す~:基本的に役者さんに考えてもらうスタンスでいってるから
ていうか、みんな真面目だよね  
聞いてちゃんと考えて答えてくれるっていうか、何かしら答えを見つけてくれるので助かります


中野:モノローグの劇の演出は、相手のいる劇と違いはありますか?

す~す~:あまり、普通の劇?会話劇の演出もあまりやったことないけど(笑)
割と、モノローグの方が稽古はやりやすかったかな?
いる人で稽古できて、基本1対1でじゃあ、どうしようかーって、こうしてみようって   やりやすいっちゃやりやすいかな、演出的にはね

でも、役者的にはやりづらそうではあるよね
相手いないから、間のとり方とか、相手付けてみて稽古とかもしたけど、相手いた方がリアクションとかもとれるし、動きもよくなるから相手って大事なんだなって

モノローグにはモノローグの良さがあるけど!
役者には、大変そうでした(稽古の時)


中野:今回の作品を選んだ理由を聞きたいです(アフタートークで、すでに言われたことかもしれませんが)もともと、モノローグ集『穴』は持ってたんですか?

す~す~:今回の公演をやるぞ!ってなった時に、何しよう?と思って、まず部室の演劇の本を読んで、でもピンとくるのが無くて、それで大きい本屋さんに行って、戯曲とかの本棚をずーっとにらめっこしてたら、2時間くらいでようやくこの作品を見つけて、目には入ってたんだと思うんだけど、手に取るまで時間かかって…

モノローグって、今までやったことないからさ
たまたま、見つけて、で読んで、あーいいなって思ってやるぞ!っていう
美談系のアレではないけど(笑)

中野:結構、色々なものを読みましたか

す~す~:結構、読んだね
でも今回、期間的に厳しいっていうのもあって、モノローグがちょうどよかったっていうのも理由の1つだし、結果的に面白いって思ったからで、面白くなかったら選んでないし

中野:この役者には、このモノローグが合うと思った理由だったり、あの6つのモノローグにした理由を教えてください

す~す~:まぁ、それいそこの人はこれだっていうのもあったし、一応バランスとかもあったけど、基本的にはまり役当てられたんじゃないかなと
え、ピッタしじゃない割とみんな  

中野:そうですよね!

す~す~:割りと、ていうかだいぶ( ̄▽ ̄)
いやまぁ、自分のものに稽古をしてるっていうのもあると思うけど
このメンツ、このモノローグでよかったなって感じはする

中野:何個もモノローグがあったじゃないですか
その中から選ぶのは大変でしたか

す~す~:あ、大変だった(;・∀・)
読み合わせ(脚本を読んでもらう会)の時にいくつか読んでもらうじゃん
さすがに、読んでもらってないものは選べないから、それぐらいには絞れていたけど
読み合わせの時には、この人これどうかなっていうのはあったし、読み合わせ来る人を想像して、この人きたらこれかなっていうのは考えてあった

中野:「魔法」に出てくる6人に合わせて、役者を6人にしたのですか?

す~す~:まぁ、6人役者がいたから、じゃあやろうかって
今回、演技以外の演出付けたじゃん
それが結構ハマってたよね!ピタッとはまっていて、それぐらい満足できるものを出来ている気がする(‘ω’)

中野:舞台も役者さんの雰囲気にとてもあっていると思います!

す~す~:すごくない?
仮組みの時と衣装がそろった時の舞台を見て、やったぜ!俺って思ったの
舞台は写真に載ってるし、衣装も宣伝写真のどこかに載ってるかもしれないけど

中野:小道具や照明、音響が全部そろった舞台を見るのが私はいつも楽しみです(そのためにやっていますが)

す~す~:絶対今回良いと思うよ!
見に来た方がいいですよ、みなさん!(千秋楽来てください)

でも、予約の方が少ないんですよ(‘_’)

中野:劇団時計の中であまりやったことのない作品だと思うので、新しい一面が見れるのかなーって

す~す~:今まで、モノローグもやったことないし、(みやこ祭など以外で)教室公演も初めてだし、こんなことできるんだ!って絶対に思うからね
学劇頑張ってるよ!って

でね、もちろんね、役者の演技もね
どんどんレベルアップしているので!


中野:これまで、稽古場にあまりいることがなかったのですが、こんなに演出さんは役者さんと話し合って物語を深めながらやってるんだなって思ったんです

す~す~:俺が、そういうスタンスであることの方が多いっていうのもあるけど

今回、既製台本っていうのもあったから、オリジナルみたいに自分の頭の中から答えがポンっと出てくるわけじゃなかったから、ずっと考えて、これどうなのっていう話はずっとしてたよね

結構、時間かかったよねー   安定ていうか、軸が決まるまで
あっちいったり、こっちいったりしたけど、だいぶ仕上がってきている(´▽`)


中野:演出をしていて、難しい部分や、楽しかった部分を教えてください

す~す~:難しいのは、1つのお話じゃないからさ、毎回ポッポッと切り替えなきゃいけないっていうか、毎回全然違うから

みんなで出でくるシーンだったら、ココこうして合わせてってできるけど、1人だとその人がやりたいようにできるんだけど、逆に言うと誰かに合わせるっていう思考があまりないから、その人がやりたいことは何なんだろうって考えるのが難しかったかもしれない

中野:役者さんに、的確にダメ出しとかしていて、その役者さんのことをすごくちゃんと見ているなーっていつも思ってます

す~す~:俺も基本的にいいね!のひとだから
気になったところは言うけど

でも難しかったのは、こここうやるともっと伸びるよっていうのが、俺もまだペーペーだから(そんなことないと思います)、難しかったかな
そこは役者さんに一番助けてもらったところかもしれない


中野:見どころで、言い残したことはありますか?
(最初の方のインタビューから、見どころがちょくちょく出てきてますが)

す~す~:見どころは、見に来ないと分からないと思いますね!
舞台があって、衣装着て、照明が当たって、音響があって、っていう全体を見ないと今回の良さは伝わらないと思う!


全部そろった完全版を見て欲しい
宣伝で満足することなく、ぜひ見に来てください!


最後まで読んでいただきありがとうございます

以上で、春季プロデュース公演 モノローグ劇『穴』の参加者インタビューを終了です

計画的じゃなかったので、千秋楽当日に更新することになってしまいました…すみません

当日席もありますので、ぜひぜひお越しください!

アフタトークも、色々と裏話が聞けて、とても楽しい雰囲気です!

公演と併せて、お楽しみください!


【日時】
・3月18日:15時開演/19時開演
・3月19日:13時開演


【公演場所】
首都大学東京 南大沢キャンパス 1号館203教室(京王相模原線 南大沢駅より徒歩約7分)

入場無料

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